汗っかきのお子さまに。あせも対策！

真夏日も観測されるようになり、いよいよ夏本番の暑さがやってきます。暑い季節になってくると気になるのが、子どものあせも。子どもは大人よりも汗っかきで、肌がまだ弱いため皮膚トラブルが絶えません。

かゆくなるとかきむしってしまったり、痛くて寝つきが悪くなってしまったり、眠りが浅くなって夜泣きが増えたり、泣く子どもも痛くて辛いですが、お世話するお母さん、お父さんも大変になってしまいます。

そこで、お子さまの皮膚があせもでカイカイになってしまわないよう衣類や布団を工夫しましょう。

あせもとは

あせもとは、たくさん汗をかくことで汗の出る汗腺が詰まり汗が正常に出なくなることで起こる皮膚炎です。汗の成分には尿酸、アンモニアなどが含まれているため汗の出口に汗が溜まり続けると炎症を起こしてしまいます。水ぶくれや、赤くブツブツしたものができかゆくなったりします。

あせものできやすい場所

汗をかきやすいところ、蒸れやすいところはあせもができやすくなっています。

• 額
• 首
• 腕
• 股
• おむつのウェスト

夏はもちろん、たくさん遊んだあとはいっぱい汗をかいていますよね。

大人と同じだけ子どもにも汗腺があります。小さい範囲にたくさんの汗腺があり、代謝も良いため、子どもは大人よりも汗っかきです。

汗をかかないのは危険！

あせもができないように、子どもを汗をかく機会から遠ざけるのは危険です！！汗が出る汗腺は汗をかくことによって活動するようになります。この活動している汗腺が作られるのは2～3歳まで。

人は汗によって体温調節をしていますので、汗がかけなくなってしまうと困ったことに。

• 熱中症になりやすい
• イライラしやすくなる
• 夏バテしやすくなる

運動や散歩など、ほどよく汗をかく機会を作りましょう。

お出かけにあると便利なあせもアイテム

市販で売られている

• あせもパッド
• チャイルドシート、ベビーカー用保冷シート

しっかり汗を吸い取り、熱中症予防にもなりますのであると便利です。買い揃えるのは大変。という人に、ご家庭にあるもので代用をしましょう。

タオル

綿100％など汗をしっかり吸い、肌に優しいものを用意しましょう。濡らして汗を拭いたり、ガーゼタイプのタオルならあせもパッドの代用もできます。

ノンアルコールウェットティッシュ

ベビー用で市販されている肌に優しいウェットティッシュ。水道が近くになくても、手軽に汗を拭いてあげることができます。

暑い日に外出する時は、熱中症予防に麦茶などの水分も忘れず持っていくようにしましょう。

おうちでしっかりあせも予防

あせもにならないようにするには、皮膚を清潔に保つこと。オススメの方法と、手軽にできるやり方をご紹介します。

洗い流す

清潔に保つ1番の方法は洗うこと。シャワーなどで流すだけで大丈夫です。汗をしっかり洗い落とすことができるので、肌が清潔に保たれます。肌の乾燥を防ぐため、洗った後は保湿ケアをしましょう。

濡れタオルで拭く

ガーゼハンカチやタオルを軽く濡らして、水拭きしてあげましょう。ゴシゴシこすると痛いので、軽く拭くようにするのがポイントです。水気があるようでしたら、乾いたガーゼハンカチやタオルで仕上げに軽く拭きとってあげましょう。

服を着替える

汗をたくさん吸った服は着替えるようにしましょう。暑いからこそ、肌着は着せるようにしましょう。肌着が汗を吸い取ることで体温調節を手助けしています。

おむつはこまめに交換

ウェスト部分やふともも周りは蒸れやすく、あせもができやすいポイントです。たくさん汗をかいていたら、おむつの中もムレています。排泄をしていなくても、新しいおむつに交換してあげましょう。

あせもになってしまった時はあせもの種類は大きく3タイプあります。

• 水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)・・・透明な湿疹で皮膚の浅い部分にできる。
• 紅色汗疹(こうしょくかんしん)・・・皮膚の少し深い部分にできる赤い湿疹、かゆみを伴う、一般的にいわれているあせも。
• 深在性汗疹(しんざいせいかんしん)・・・皮膚の深い場所にできる。正常に汗が排出できなくなった皮膚が盛り上がる。かゆみや赤みは出ず、患部に熱がたまる。

あせもができてしまった時は、洗ったり、濡れたタオルで拭いて患部を清潔に保つようにします。衣類や寝具は汗をしっかり吸湿するものを選びましょう。汗をかいたら、着替えはこまめにするのがおすすめです。

小さなお子さまは、あせもを掻いてしまわないよう爪をこまめに切っておきましょう。あせもを掻いてしまうと、傷ができ、そこから細菌が入り膿んでしまうこともあります。あせもは悪化する前に病院を受診するようにしましょう。

夏の布団選び

代謝がよく、汗をたくさんかく子ども。冬でも大人より寝汗をかくので、布団は汗をしっかり吸ってくれるものを選びましょう。化学繊維は安価でお手入れもしやすいですが、汗の吸いはあまり良くありません。お子さまの体質によっては化繊アレルギーにも注意が必要です。

青い色をした部分が多いほど吸湿力を良さを表しています。

コットンは衣類でもお馴染みの綿のこと。布団でも側地や中綿に使用されています。テンセル™は木材パルプを原料とした植物由来の繊維です。環境に優しく作られているため、土に還ることができる優しい素材です。テンセル™は商品にもよりますが、ウールも洗える中性洗剤を使用すればご家庭でお洗濯もできます。

肌に優しい寝具セット

小さなお子さまには窒息事故などの危険を防ぐため、専用の布団が必要です。皮膚が大人よりも敏感で弱いので、天然繊維で作られた布団をおすすめします。

お買い得なのは一式揃った寝具セット。

＜お子さまふとんセット＞

【セット内容】

• 敷きふとん
• 敷きパッド
• 合掛けふとん
• 肌掛けふとん
• 掛けふとんカバー1枚
• 枕

【側地】綿100％

【詰めもの】再生繊維テンセル100％

【日本製】

【販売価格】39,960円(税込)

【送料無料】

【ギフト包装無料】

お子さま布団6点セットです。テンセル™は吸湿性・放湿性に優れ汗っかきの子どもにはぴったりの素材です。調節のしやすい合掛け布団と、肌掛け布団が付いていますので通年でご使用いただけます。ご家庭でお洗濯も可能です。アトピー性皮膚炎など、特に敏感肌のお子さまにはシルクの布団をおすすめします。

＜群馬県産シルクベビーふとんセット＞

【セット内容】

• 敷きふとん
• 掛けふとん
• 枕

【側地】綿100％

【詰めもの】シルクフィル100％(群馬県産シルク100％のわた)

【日本製】

【販売価格】130,140円(税込)

【送料無料】

【ギフト包装無料】

【受注生産】

シルクの組成は人の皮膚の組成と似ているため、特に皮膚の弱い赤ちゃんの肌に優しいお布団です。富岡市ふるさと納税の返礼品にも選ばれています。シルクフィルは2011年に貞明皇后記念蚕糸科学賞を受賞した純国産シルクわたです。

夏は特に汗をかきやすく、肌トラブルが増える季節です。ぐっすり快適な睡眠がとれるように、睡眠環境を整えてあげましょう。