3月18日は「春の睡眠の日」です。寝具の見直しをして睡眠環境を改善しましょう。

本日3月18日は「春の睡眠の日」です!睡眠に関する意識を高めるために設けられた日で、特に睡眠の重要性についての啓発活動が行われます。

睡眠の質とか睡眠環境が大事なのは知っているけれど、具体的に何から始めればいいの?という方もいらっしゃると思います。寝具メーカーの丸三綿業としては、季節の変わり目である今の時期や、進学や就職、異動や転勤などによる新生活を迎えるこのタイミングに、毎日使っている寝具の見直しをおすすめします。

ベッドパッドや敷きパッドを見直す

普段使っている寝具を見直しましょう!と言っても、ベッドやマットレスはなかなかの大型家具です。簡単に買い替えたり、使い分けたりはむつかしい…。そこで、ベッドの上に敷いて使うベッドパッドや敷きパッドを見直してみましょう。ベッドパッドや敷きパッドを使うと主に3つのメリットがあります。

◎マットレスの清潔を保つ:ベッドパッドや敷きパッドは睡眠中にかく汗や皮脂などの汚れからマットレスを守ります。これにより、マットレスを清潔に保つことができ、衛生的な睡眠環境を維持することができます。

◎寝心地を改善する:マットレスの硬さや柔らかさを調整し、個人の好みに合わせた寝心地を提供します。また、体圧分散を助けることで、快適な睡眠をサポートします。

◎温度調節をする:ベッドパッドや敷きパッドは睡眠中の温度調節にも役立ちます。素材を選んで夏は涼しく、冬は暖かく保つことができ、季節に合わせて睡眠環境を整えることができます。

一枚敷くだけで硬さや寝心地が変わるだけでなく、沈み方次第で枕の使い心地も変わってきます。ぜひ注目してみてください。

布団や枕を見直す…寝具の買い替え時とは?

そういえばなんとなく毎日使い続けているけど、寝具って買い替えのタイミングがよくわからない…という方は参考にしてみてください。

◎敷き布団やマットレス:腰部分が薄くへたってきたら買い替え時です。ウレタン素材のマットレスは約7〜8年、コイルのベッドマットレスは約10年が耐用年数の目安とされていますが、年数にかかわらず寝心地に違和感を覚えたら買い替えを検討しましょう。

◎枕:お手入れをしても高さを保てなくなったり、首や肩に痛みを感じるようになったら買い替え時です。綿や羽毛、ウレタン素材(ジェルなど)は約2〜3年、パイプ素材は約3〜5年、そばがらは約1〜2年が買い替えの目安です。

◎羽毛布団:羽毛布団の耐用年数は約10年程度といわれていますが、ボリュームがなくなり使用感に違和感があったり、においが気になったり、頻繁に羽毛がふき出すようになったら買い替えをおすすめします。グレードの高い羽毛なら「布団の打ち直し」を検討してもいいかもしれません。

「布団の打ち直し」とは?

「布団の打ち直し」というのは布団のリフォームのことです。布団から羽毛や中わたを取り出して洗浄や殺菌処理などをし、新しい側地に羽毛や中わたを追加して詰め直し新品同様のボリュームによみがえらせてくれます。長年使い続けた羽毛や中わたが無駄になりませんし、買い替えるよりも割安に新品の布団を手に入れることができます。

寝具は何よりも清潔を保つことが重要ですから、定期的にメンテナンスをしましょう。いざ買い替えとなった時に同スペックのものがびっくりするほど値上がりしている…!という経験がある方はぜひ一度「布団の打ち直し」を検討してみてください。

まとめ

「春眠暁を覚えず」という一文があります。春は寝心地がよいのでつい寝過ごしてしまう…という意味ですが、のんびり二度寝を楽しんだりすぐに睡眠時間を増やしたりがむつかしい現代では、限られた時間の中で質の高い睡眠を目指す必要があります。睡眠は人間の健康に直接影響がある大事な事柄です。身近な「睡眠環境」のひとつである寝具の見直しをして、気持ちよく新生活を迎えましょう!

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