MAISON&OBJET(メゾン・エ・オブジェ)2024 へ行ってきました

こんにちは。丸三綿業株式会社通販事業部です。フランス・パリで1月18日〜22日に開催された世界最大級のインテリア・デザイン・ライフスタイルの国際展示会「MAISON&OBJET(メゾン・エ・オブジェ)」を2日かけて見てきました。

パリに到着した日は雪が降っていて、-3℃(!)とかなり寒かったのですが、会場の中は多くの来場者で活気にあふれていました。

MAISON&OBJET(メゾン・エ・オブジェ) とは

「メゾン・エ・オブジェ」は世界最大級のインテリア・デザイン・ライフスタイルの国際展示会です。インテリア業界のパリコレとも呼ばれ、アート、フレグランス、テキスタイル、クラフト、エスニック、テーブルウェア、インテリア・デコレーション、ホームアクセサリーなど8つの分野の最新トレンドを発信します。

1994年のスタートから30周年を迎える今年のテーマは「TECH EDEN(テック・エデン)」。夢のような楽観主義、バイオフィリア(人と自然とのつながり)に注目した未来、テクノロジーと自然が調和したよりよい世界、というようにテーマを再構築し、思い思いに表現していました。

パリ 2024 オリンピック・パラリンピック

今年7月にパリで開催予定のオリンピック・パラリンピックにちなんだ展示もありました。

「パリ 2024 オリンピック・パラリンピック」のトーチをデザインしたフランス人デザイナー、マチュー・ルアヌールが「デザイナー・オブ・ザ・イヤー2024」に選ばれ、『Outonomy(アウトノミー)』というプロジェクトを発表していました。

『Outonomy』とは、「ミニマルであると同時に最も望ましい生命のエコシステム」であり、「ノスタルジーや過去に立ち返ろうとする試みから離れ『本当に私に必要なものは何か』という問いに答えることを目指します」とのこと。

日本からも93社の企業・団体が出展

会場が広く天井も高いのでホームやファニチャーゾーンは豪華でダイナミックな展示が多いです。ヨーロッパらしいデザインや素材にワクワクしました。

特に惹かれたのは純白のレース編みのテント。MAISON&OBJETでは、機能や実用性などを考慮しない、純粋な美しさを追求した展示が多く見られました。

MAISON&OBJETおなじみのぬいぐるみソファ。毎年モチーフを変えて展示しています。今年はアザラシでした。かわいい。他にも、liadro(リアドロ)のブースでは生バンドによる演奏が催されていました。

また、日本からも93社の企業・団体が出展していました。産業廃棄物のホタテの貝殻を活用して作られたヘルメットのほかにも、売れ残ったパンの中身をくりぬいて作ったランプや、古民家の柱などを使ったオブジェ、安らぎと美しさを追求したトイレなどが展示されていて、個性的なSDGsへの取り組みが注目されていました。

おわりに

2日目のおわりに出展者パーティにも参加しました。ツリーからはがせるミニシューやマカロン、ミニバースデーケーキなど、デザインにこだわりを感じさせるスイーツやワインなども用意され、食べて、飲んで、踊ってとかなりの盛り上がり。日本国内の展示会とは雰囲気の違いを感じます。海外の自由さ、おおらかさに刺激を受けると同時に、日本の素晴らしさも改めて感じることができ、大変勉強になった2日間でした。

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