スリープテックを睡眠の質向上・睡眠環境の改善に活用していますか?

こんにちは。丸三綿業株式会社通販事業部です。寝具メーカーである丸三綿業は、安心、安全、より心地よく快適に眠れる上質な寝具が睡眠の質向上、睡眠環境の改善につながると信じてものづくりをしています。

一方で、ITやAIなどの技術を活用した「スリープテック」という睡眠環境へのアプローチも近年よく耳にします。具体的にどんなことができるのか、どんな効果があるのかを以下にまとめました。

スリープテック とは

「スリープテック」とは、ITやAIなどの技術を活用して睡眠の状態をモニタリング・分析・改善する製品やサービスのことで、寝具、ウェアラブル端末、スマートフォンアプリ、睡眠支援ガジェットなどがあります。AIについても年々精度が上がっており、睡眠の質の向上・改善を目的としてユーザーの睡眠パターンを分析したり、睡眠に関する情報やアドバイスを提供してくれます。

 

スリープテックの製品やサービス

スリープテック製品やサービスは近年増え続けていて、例えば以下のようなものがあります。

・Active Sleep:自分の体調に合わせて入眠角度を自動調整してくれるベッドです。

・leeBIZ:スマホアプリと専用のセンサーを使って、従業員の睡眠状態を分析し、改善プランを提案してくれるサービスです。

・ねむりの相談所:西川のスリープマスターが、睡眠の悩みをヒアリングし、一人ひとりにあった寝具や睡眠環境を提案してくれるカウンセリングサービスです。

・autosleep:Apple Watchを使って、睡眠時間や睡眠の深さなどを記録・管理できるアプリです。

・Oura Ring:指に装着するタイプのスマートリングで、睡眠状況を計測し、スマホでチェックできます。

・Somnox:呼吸するように動きながら、心地よいサウンドを発する睡眠ロボットです。枕のように抱きしめて眠ります。

・NEWPEACE:動き・温度・AIの3つのアプローチで理想の睡眠へと導くモーションマットレスです。

人気ゲームで睡眠時間が増えた

2023年7月にリリースされて大きな話題となった睡眠ゲームアプリ「ポケモンスリープ」もスリープテックのひとつです。

毎晩アプリを起動して枕元に置いて眠りにつくだけで睡眠レポートが記録され、寝つくまでにかかった時間や睡眠の深さ、寝言や睡眠時間のデータが記録・分析され毎日グラフで表示されます。

提供する株式会社ポケモンは、世界7か国のユーザー10万人以上を対象とした国別の平均睡眠時間データを公開しました。プレイ初期7日間のデータでは日本の平均睡眠時間は7か国中最下位の5時間52分だったものの、3ヶ月以上プレイしたユーザーの平均睡眠時間が1ヶ月継続で約30分、2ヶ月継続で約50分、3ヶ月継続で約1時間10分も増え、7時間3分になったそうです。

また、アンケートでは、3か月以上プレイしているユーザーの約83%が「朝起きるのが楽しみになった」約88%は「睡眠習慣の改善を実感した」と回答したとのこと。

 

まとめ

「ポケモンスリープ」はユーザーが日々の眠りが楽しみになるように設計されていて、それが平均睡眠時間増につながった好事例といえます。

スリープテックを活用して効果を実感するには、毎日継続することが何よりも重要のようです。まずはお手持ちのスマートフォンアプリなど、身近なサービスから気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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