「寝すぎ」の危険性
睡眠をとるうえで重要なのは、長い睡眠時間ではなく、質の良い睡眠です。
「平日の疲れをとるために休日は寝て過ごす」という人もいるかもしれませんが、長時間の睡眠は逆に疲れを増してしまいます。寝すぎるつもりはなかった・・・という人は生活習慣を見直して原因を探ってみましょう。
①心身が疲れている
運動などにより疲れたことで、次の日にいつもより多く眠ってしまった場合は心配をしなくても大丈夫でしょう。一過性のものではなく、慢性的に毎週末は寝すぎてしまうようなら注意が必要です。
②病気にかかっている
風邪を引いた時などは、寝ることで体力の回復をはかります。無理をせずにゆっくり休みましょう。病気が治ったのに寝すぎている場合は他に原因がありそうです。
③カフェインの摂り過ぎ
カフェインは適度な量であれば眠気覚ましになりますが、過度の摂取は体が中毒状態になり疲れやすくなります。また、利尿作用があるため摂り過ぎは水分不足になり、疲労感から寝すぎに繋がることがあります。
④食生活の乱れ
外食やコンビニ弁当、食事制限など栄養バランスが崩れると疲れがとれにくくなります。遅い時間の飲食は睡眠中も内臓を活動させるため、就寝の3時間前までには食べ終わるようにしましょう。
⑤運動不足
脳は疲れているのに、身体が疲れていないため寝つきが悪くなり睡眠時間に影響を及ぼしている可能性があります。
⑥ストレス
自律神経の乱れにより睡眠が浅くなってしまったり、寝つきが悪くなってしまっているかもしれません。お気に入りのアロマを使ってみたり、気分の落ち着く音楽を流してみたり、心をリラックスさせましょう照れ
⑦過眠症になっている
過眠症は睡眠障害のひとつです。夜寝ていても、日中に強い睡魔におそわれる場合は専門家に相談をしましょう。
⑧長時間睡眠の体質である
体質的なもので、長時間の睡眠を必要とする人が人口の約5%ほどいるといわれています。
寝すぎてしまうと、頭痛、吐き気、腰痛、疲労感、うつ病など心身に悪影響を及ぼすことがあります。朝起きたら日光を浴びて体内時計をリセットしましょう。
寝具は自分に合ったものを使用していますか?寝ている間に十分な寝返りができないでいると、腰痛の原因になります。また、自分に合わない枕は首や肩に負担が掛かります。朝起きて身体が痛むようでしたら、寝具を見直してみましょう。寝つきの悪さは睡眠環境に原因があるかもしれません。騒音や明るさ、室温・湿度など、ゆっくり眠れる環境づくりをしましょう。丸三綿業では睡眠寝具指導士の資格を持った従業員が寝具のご相談を承ります。
寝具の買い替え、お悩み、特注サイズのオーダーメイドなどお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
3月18日は「春の睡眠の日」です。寝具の見直しをして睡眠環境を改善しましょう。
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