国の睡眠指針 第5条…③
「健康のための睡眠指針2014」
「睡眠12箇条」
第5条.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
について本日は、
3.年をとると朝方化 男性でより顕著
をおはなししましょう。
解説から抜粋しますと、
昔から、年をとると徐々に早寝早起きの傾向が強まり、朝方化することが知られていますが、加齢による朝方化は男性でより強いことが分かっています。
という記載があります。
科学的根拠から抜粋しますと、
約6万人の欧州人を対象にして概日リズムを調べた横断研究では、加齢による朝方化の度合いは男性でより強いことが示されている。日本の一般住民を対象にした横断研究では、年齢が高い者ほど早朝覚醒の頻度が高いが、その傾向は特に男性で著しいことが示されている。
という記載があります。
「メラトニン」とよばれる睡眠を促すホルモンの分泌量は、加齢とともに減少していきます。眠りが浅くなるため、少しの音で目が覚めるなど環境の影響も受けやすくなります。この深い眠りが減るのは特に男性にみられるようです。加齢に伴い睡眠の質が低下するのは避けられません。夜に寝れないなど不眠症の可能性が見られたら、医師への相談や、眠りを向上させるための工夫が必要になるでしょう。
出典:厚生労働省ホームページ「健康づくりのための睡眠指針2014」
詳細は、厚生労働省ホームページ をご覧ください。
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