国の睡眠指針第8条…④
「健康のための睡眠指針2014」
「睡眠12箇条」
第8条.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
本日は第8条最後の、
4.午後の短い昼寝で眠気をやり過ごし能率改善
をおはなししましょう。
解説から抜粋しますと、
仕事や生活上の都合で、夜間に必要な睡眠時間を確保できなかった場合、午後の眠気による仕事の問題を改善するのに昼寝が役に立ちます。午後の早い時刻に30分以内の短い昼寝をすることが、眠気による作業能率の改善に効果的です。
という記載があります。
科学的根拠から抜粋しますと、
昼間の仮眠が、その後の覚醒レベルを上げ作業能率の改善を図ることに役立つ可能性がある。ただし、必要以上に長く寝すぎると目覚めの悪さ(睡眠慣性)が生じるため、30分以内の仮眠が望ましいことが示されている。夜勤中の短時間の仮眠は、眠気の防止や作業能率の改善に有効であることが示されている。ただし、夜間の仮眠直後は強い目覚めの悪さ(睡眠慣性)が生じやすいため、しばらくは作業を開始しないなどの注意が必要である。
という記載があります。
コーヒーなどカフェインの含まれた飲み物を飲んで昼寝をすると、約30分後にカフェインの覚醒効果が現れ、すっきりと目覚めることができるそうです。夜に十分な睡眠時間が確保できない場合は、試してみてはいかがでしょうか。
出典:厚生労働省ホームページ「健康づくりのための睡眠指針2014」
詳細は、厚生労働省ホームページ をご覧ください。
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