シルクの肩当てを実際に使ってみた!
今回のテーマは、天然繊維の中でも高級品として有名なシルクです。
それは、今月始めのことでした。丸三綿業でもリピーターの多いシルク肩当て。
「寝る時に着たらどれくらい温かいのか、検証してみましょう」と上司よりお声がありました。提案されてから改めて思い返しますと、私はシルク肩当てを使って過ごしたことはありません。好評の理由がさらに分かるチャンスです。
「私が試してみます」
と早速立候補をさせていただきましたので、そのレポートをしたいと思います。
ふわふわシルクわた
丸三綿業は独自の技術でシルクを、ふわっふわの”わた”シルクフィルにすることができます。改質前のシルクは糸です。光沢があり、滑らかな糸を独自の技術でふわふわにします。
使用している繭は群馬県産100%。純国産シルクです。このシルクを改質し、シルクの風合いと耐洗濯性を向上させています。改質も丁寧に手作業で行っています。
改質したシルクは手作業でほぐされ、引き伸ばしふわふわの”わた”にしています。こちらが中わたに使われているシルクわた。改質をしてほぐしたシルクは、糸からたっぷりとしたボリュームのある”わた”になっています。
実際に使ってみました
さて、今回使ってみるのはこちらのシルク肩当てです。
群馬シルクの肩当て
実際に着てみるとどれくらい暖かいのでしょう?今回は服の中に着て、どれくらい暖かさが変わるのか確かめてみました。
まずはワイシャツの上から羽織ってみました。羽織っている部分が温かい気がします。特に首元がポカポカします。上のほうまで襟があるので、マフラーを巻いているような温もり。しかも天竺生地の綿100%なので、ふんわりと優しい肌触りです。
上手く撮ることが出来なかったのですが、上着を着るとこのような感じになりました。首元にちょこっと襟が覗いています。
寝る時にも着てみました。足が冷え性で、あまり寝つきが良い方とは言えないのですが、周りと肩がとても温かいためいつもより寝つきが良くなりました。両親にも試してもらったところ、やはり首と肩が温かく寝つきが良くなったとの事。寒い季節のお供に良さそうです。
また、首を温めると血行が良くなり全身を効率よく温めることができます。これは首には脳と体幹をつなぐ太い血管があるためです。
参考サイト:BESTT!MES Powered by一個人様
熱が出てしまい寒気が止まらない時、肩当ては大活躍です。首と肩がポカポカと温かく、シルクは綿に比べ1.5倍の吸湿力があるといわれていますので、汗で蒸れることもありませんでした。
まとめ
シルクの肩当ては厚みがないため、内側に着ても着ぶくれた状態にはなりませんでした。首と肩周りが温かく、寝る時に着ると寝つきが良くなる可能性があります。襟が気にならなければ、お出かけの際に内側に着ると首と肩が温かいので冷え対策になります。
次回はこのシルク肩当てを洗ってみたいと思います。
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