国の睡眠指針第7条…②
「健康のための睡眠指針2014」
「睡眠12箇条」
第7条.若年世代は夜更かしは避けて、体内時計のリズムを保つ。
本日は、
2.休日に遅くまで寝床で過ごすと夜型化を促進
をおはなししましょう。
解説から抜粋しますと、
若年世代では、平日と比べて、休日は起床時刻が2~3時間程度遅くなることが世界的に示されています。これは平日の睡眠不足を解消する意味もありますが、一方で体内時計のリズムを乱すことから、休日後、登校日の朝の覚醒・起床を困難にさせることになります。こうした休日の睡眠スケジュールの遅れは、夏休みなどの長期休暇後に大きくなります。
という記載があります。
科学的根拠から抜粋しますと、
15~17歳の学生33名を対象にした介入研究では、土日を模しての2日間にわたって就床時刻を1.5時間遅らせ、起床時間を3時間遅らせた生活をすると、体内時計が45分遅れることが示されている。高校生60人を対象にした横断研究では、こうした週末の睡眠スケジュールの遅れは、夏休みなどの長期休暇後に大きくなることが示されている。
という記載があります。
平日と休日の睡眠時間の差は、2時間までにすると良いそうです。それ以上に寝てしまうという人は、平日の睡眠が不足している可能性があります。睡眠の質を保つために、寝すぎには気を付けましょう。
出典:厚生労働省ホームページ「健康づくりのための睡眠指針2014」
詳細は、厚生労働省ホームページ をご覧ください。
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