CROSS FORMINGクロス成形
一般的な布団わたの重なりは、繊維の流れが同一方向です。それに対してクロス成形は、ウール繊維をタテ・ヨコに重ねてわたを成形する技術です。
タテとヨコの流れの繊維を重ねることで、「わた切れ防止」「弾力性アップ」「ふっくらかさ高」「ヘタリにくい」などの効果を得ることができます。
ウール繊維をタテ・ヨコに重ねるためには2台の機械を使います。

2台の機械を使うことで難しくなってくるのが、タテのわたとヨコのわたの幅を揃えることです。土台となるタテのわたの幅いっぱいに、ヨコのわたをいかに広くとるかが作業者の腕の見せ所です。と言いますのも、その時々の原料や気候(特に湿度)の違いによってわたの振り幅が変わってきてしまうのです。そのため、作業者がわたの水分量やわたを送る機械の速度、わたを引き上げる速さを、常に調整しながらクロス成形わたを作っているのです。
クロス成形された様子がわかりやすいよう、タテのわたとヨコのわたをそれぞれウールわたとキャメルわたで重ねたものの写真です。

茶色の層がキャメル、白い層がウールです。
このように、薄いウールのわたをタテとヨコに幾重にも重ねていき、一枚のウールわたを作り上げています。
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