赤ちゃんの睡眠 眠りがまばらな新生児~3か月
新生児
生まれたばかりの赤ちゃんは、1日のほとんどを寝て過ごしています。最初のうちはまとまって眠ることができず、約2~3時間眠ると目が覚め、ミルクやおむつを変えてまた眠るといったサイクルを繰り返しています。深い睡眠よりも浅い睡眠の方が多く、ちょっとした物音で目が覚めてしまうことも。まだ昼と夜の区別がついていないため、好きな時に起きて、好きな時に眠ります。夜中に起きていても、元気にしているようなら大丈夫です。赤ちゃんに付き合うお母さんは倒れないように、一緒にお昼寝をして身体を休めましょう。
生後2か月、3か月
新生児の頃より少しだけ起きている時間が増えてきます。早い子だと夕方にぐずってしまう「黄昏泣き」が始まります。おむつが汚れているわけでも、お腹が空いているわけでもなく、なぜぐずってしまうのか詳しい原因は分かっていません。始まる頃、終わる頃には個人差があり、あまり黄昏泣きをしない子もいます。赤ちゃんが泣き続けてしまうとお母さんも大変ですが、赤ちゃんが成長している証拠ですので、しょうがないと思い心にゆとりを持って甘えさせてあげましょう。
赤ちゃんによっては、おくるみにくるむと安心感を覚え泣き止む子もいるようです。他にも車でのドライブですぐに寝てしまう子や、お母さんの心臓の音に似せたアプリを聞いていると落ち着く子も。ちなみに、我が子は階段を往復するのと、ロッテ「カフカ」のCMを見るとすぐに泣き止みました。赤ちゃんの泣き止みのツボにも個人差がありますので、気分転換にベランダで風に当たってみるなど、色々試して赤ちゃんに合った落ち着く方法を探してみてください。
まとめ
この頃の赤ちゃんはまだ首がしっかり座っておらず、寝返りをうつこともできません。顔にハンカチやふとんなどがかぶってしまうと、自分で払いのけることもできず、窒息事故の危険性があります。赤ちゃんのふとんの周りには物を置かないようにしましょう。大人もののふとんは赤ちゃんには重く、敷きふとんは柔らか過ぎると頭が沈み込んでしまうため窒息の危険性があります。使用するふとんは必ずベビー用の専用のふとんを用意しましょう。
赤ちゃんは寝たいときに眠り、起きたい時に起きますので、寝不足になることはありません。
ちょっと眠る時間が短い(ショートスリーパー)の子や、ぐっすり寝ている時間の長い(ロングスリーパー)の子もいます。眠りには個人差がありますので、平均と違うと神経質になる必要はないようです。
寝ている時間をぐっすり眠れる環境
- 静かである
- 暗い
- 温度 25~28度
- 湿度 50~60%
を作ってあげるようにしましょう。
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