こだわりの天然繊維「ウール」③独自の加工技術

丸三綿業の工場には、ウールを加工するための特殊な設備や技術があります。

●非化炭処理

刈り取られた羊の毛は、植物性の異物が混ざっているため除去が必要になります。日本の多くのウールは化学薬品を使って処理をしていますが、弊社のウールは使っていません!!そのため、若干の植物性異物は残ってしまうものの、人にも環境に優しく、毛本来の良さである保温性・弾力性が保たれたウールになります。

●エコウール防縮加工

一般的には塩素を使用した防縮加工が施されていますが、吸湿・保温・はっ水といったウールの良さが損なわれてしまいます。そこで、塩素を使用しないエコウール防縮加工を行っております。

その良さは、

  • チクチク感を和らげ滑らかな肌触り
  • 毛玉が起こりにくい
  • ホルマリン含有ゼロ
  • 樹脂被膜をしていない

と、人にも環境にも優しい加工になっています。

●スチーム&ドライ加工

ウールの良さであるクリンプ(ちぢみ)は、わた状に加工するときに伸びてしまいます。弊社のウールはクリンプを回復させるために、ウールに高温の蒸気を与え、急速に乾燥させます。これにより、ウールはよりフワフワになり、弾力性もアップします。

上質なウールに仕上がったら、使用目的によってさらに加工を施されます。

次回は弊社自慢のウール製品をご案内します。

Follow me!

  • X

こだわりの天然繊維「ウール」③独自の加工技術” に対して3件のコメントがあります。

コメントは受け付けていません。