ウールの凄さを科学的に検証⑤
ホルマリンとは、ホルムアルデヒドという化学物質の水溶液のことです。無色透明で、刺激臭があり、生体には有害です。特に大人よりも皮膚の薄い赤ちゃんには危険性が高く、皮膚障害を起こす場合があります。ホルマリンは蒸発しやすく、吸着しやすい性質があります。その吸着性について実験をしたのがこちらです。
消臭性の表を拡大したのがこちらです。
ウールはホルマリンの臭いにも消臭効果があることが分かります。
吸着性の表をを拡大したのがこちらです。
赤い枠部分を拡大したのが右のグラフです。天然繊維でウールは消臭性、吸着性の両方に優れているのが分かりますね。
しかも、吸着したら再放出させないという特徴があります。ニュージーランド羊毛公社による実験では、30年以上に渡りその能力を維持し続けることが確認されています。洗濯でその効果が減少することもなく、副作用もありません。
ウールは赤ちゃん用のセーターや、住宅の断熱材としても取り上げられるほど高性能の天然繊維です。
人にも環境にも優しい繊維として注目を浴びています。
そのウールがふとんとして活用されるとどんなメリットがあるのか…次回はふとんに重要な吸放湿性についてご紹介します。
球状ウール・ウールノップス枕
2011年11月23日
売れてるベッドパッド
2011年11月22日
寝具ベッド・バーゲン
2011年10月29日
ふとんは上か下か
2011年10月13日
ふとんの下に入れるなら…
2011年10月13日
アラエルの定理
2011年10月2日
羊の背中でリラックス
2011年4月21日
あなたは敷きふとん派?
2011年4月18日
シルクふとんの話 -本当の上質って-
2011年4月8日
美白・美肌だけじゃないシルクのパワー
2011年4月3日
- カテゴリー
- TOPICS -寝具の話題-
- タグ
- ベッドパッド
“ウールの凄さを科学的に検証⑤” に対して4件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。