寝苦しい夜対策に打ち水の効果的なやり方
7月23日は二十四節気の大暑(たいしょ)です。
もうすぐ1年で最も暑くなる季節になります。熱中症対策にこまめな水分補給や、エアコン、扇風機など暑さ対策をしましょう。夜間の最低気温が25度以上のことを「熱帯夜」といいます。日照時間が増え、熱が地面や建物に蓄積されます。夜間にこの熱が放射され気温が下がらなくなるために起こるそうです。コンクリートの多い都市部などでは、ヒートアイランド現象の要因になっており問題となっています。
寝苦しく、寝つきが悪くなり、睡眠も浅くなってしまうと、夏バテや睡眠不足になりかねません。そこで、手軽にできる打ち水を試してみましょう。
打ち水はコンクリートなどに水を撒いて直接温度を下げるだけでなく、気化熱を利用して温度を下げます。日中の暑い時間帯に行うと効果が下がってしまいますので、早朝、または夕方に行うのが効果的なようです。
ご家庭の水道水で撒いてもよいのですが、エコに行いたい方はお風呂の残り湯や、貯めた雨水などを使用しましょう。環境に優しく、人も涼しくなれるのが1番ですね。
車道やマンホールの上などはスリップの危険性があるため避けましょう。我が家では子供が遊んだプールの水を打ち水に使っています。庭の植木の水まきもできて一石二鳥です。
打ち水をすることで、夜の寝苦しさがちょっとだけ変わるかもしれません。熱帯夜が予想される日は試してみてはいかがでしょうか。
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