寝不足に要注意!しっかり睡眠で効率の良い仕事・勉強を
日本人の平均睡眠時間は、近年減少傾向にあります。
勉強や仕事などの影響か、高校生くらいからだんだんと短くなり始め、働き盛りの30~40代の世代が最も睡眠時間が短い傾向にあるようです。しかし、睡眠不足は脳の働きを低下させ、仕事の効率や、記憶力を低下させてしまうため逆効果です。また、睡眠不足は蓄積していってしまうため、寝不足の状態を何日も続けていると健康にも悪影響を及ぼします。
人によって必要な睡眠時間に差はありますが、おおよそ1日約8時間の睡眠時間が理想と言われています。人は眠っている間、浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)を繰り返しています。夢を見ている時は浅い眠りです。身体は寝ていますが脳は起きており、記憶の整理をしています。脳を休めるための深い眠りの時は、記憶の定着や、ストレスが取り除かれたりしています。また寝ている時に成長ホルモンが分泌されています。体の成長、組織や細胞の成長、脳の疲労回復、代謝のコントロール、脂肪の燃焼など、重要な役割を果たしてくれているため、寝不足により不足してしまうと健康に悪影響を及ぼします。
睡眠時間が短かったり、睡眠バランスがくずれ浅い眠りが増えてしまっている人は、睡眠の質が低下してしまい、寝不足となってしまいます。記憶力・思考力・集中力の低下、日中の眠気、だるさなどを感じるようになるため、うっかり事故などの危険性も増してしまいます。
仕事も勉強も効率的に行うには、しっかりと質の良い睡眠をとることが重要です。仕事しなきゃ、勉強しなきゃ、と時間に追われ睡眠時間を削っていませんか?
睡眠不足による効率の落ちた状態で活動するよりも、しっかりと睡眠をとり身体にも心にも良い状態で行動しましょう。
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