「国際こどもの本の日」読み聞かせの効果と子供の成長
4月2日は「国際こどもの本の日」です。
群馬県高崎市ではブックスタートと呼ばれる事業があり、3か月の赤ちゃんに「はじめての絵本」にオススメの絵本を教えてくださり、紹介した絵本の中から1冊をプレゼントしてくれます。
赤ちゃんはコミュニケーションをとることでたくさんの知識を吸収し、心を豊かに成長させています。読み聞かせは普段本を読むことのない人でも大丈夫です。お子さんと一緒に楽しんで絵本を読んでください。
読み聞かせの良いところ
・親子の絆が増す
親子で同じ時間を一緒に過ごすことで、お子さんは本の内容を知るだけでなく、読み手のシーンに応じた声色や表情を同時に吸収し、感情表現が豊かになります。また、スキンシップやコミュニケーションが増すことで「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。このホルモンは、子どものIQやストレス耐性をアップするだけでなく、読み聞かせをした人に幸福感を感じさせてくれます。
・想像力・知的好奇心が育つ
言葉が分かるようになると、子どもは物語の先を考えて自分が主人公になったように物語を楽しみます。想像力が豊かになり、物語を通して学習をすることで思いやりのある心や、優しい心が育っていきます。また、なぜ、どうして、といった疑問を持ち、それを解決することで知的好奇心が育ちます。
・集中力がつく
赤ちゃんから3歳くらいまでは、物語をずっと読み続けられるほどの集中力はありません。本をめくることを楽しんだり、たくさんの色を見つけてみたり、ずっと読めなくても良いので本を見る楽しみを教えてあげましょう。少しずつストーリーのあるお話をずっと聞けるようになり、集中力もついてくるようになってきます。
・語彙(ごい)が増える
読み聞かせにより色々なお話を聞くうちに、お子さんは自然とたくさんの言葉と出会います。日常では使わない言葉も知ることができ、語彙力が豊富になり、会話も上手になってきます。自分の気持ちを伝えやすくなるため、イライラが減りコミュニケーションが取りやすくなります。語彙力が豊富だと理解力が増すため、お子さんの成績向上に良いとも言われています。
参考:マーミー様
読み聞かせの重要性を実証した「クシュラの奇跡-140冊の絵本との日々」という本もあります。あまり読む時間が取れないという人には、寝る前の1冊がオススメです。入眠の儀式として習慣づけることで、寝つきがよくなり、コミュニケーションもとれます。
お子さまがなかなか夜寝てくれないと困っている方は、試してみてはいかがでしょうか。
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