寝具の種類 掛けふとん:毛布・ブランケット
毛布・ブランケット
日本で最も古い毛布は牛の毛で作られたものでかなりかたいものだったようです。現在は織り毛布と編み毛布の2種類、使われる素材も羊毛や綿、アクリルなどがあります。
・羊毛毛布(獣毛含む)
毛布でよく使われているのが羊毛です。獣毛で作られている毛布も多く、その種類によってはかなり高額なものもあります。
- カシミヤ
- アルパカ
- キャメル
- ビキューナ 等
・綿毛布
- 綿(織)毛布・・・羊毛等の毛布の羊毛糸を綿に替えたもので比較的安価です。
- 綿マイヤー毛布・・・ドイツ・カールマイヤー製の毛布編機を使って生産されたものの総称です。
- シール織綿毛布・・・和歌山県(高野口)で生産された、パイル抜けがなくしなやかな高級毛布です。
・アクリル毛布
冬物の化繊として開発された「アクリル」を使った毛布です。アクリルは発色性に優れているのでプリントが美しく人気があります。気軽にお洗濯できますが、静電気が起こりやすいです。近年、静電気防止加工やシングルマイヤーの普及による軽量化などで改良されています。
・タオルケット
タオル(綿パイル織物)とブランケットを掛け合わせた造語で、日本生まれの製品です。夏の掛け寝具として普及しています。「さまざまな織」や「オーガニック」、「ふんわり」などをキーワードに高級化されたものもあります。
参考:寝具・寝装品のための性能測定マニュアル
発行:一般財団法人 日本ふとん協会
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