国の睡眠指針 第5条…④
「健康のための睡眠指針2014」
「睡眠12箇条」
第5条.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
本日は第5条最後の、
4.日中の眠気で困らない程度の自然な睡眠が一番
をおはなししましょう。
解説から抜粋しますと、
個人差はあるものの、必要な睡眠時間は6時間以上8時間未満のあたりにあると考えるのが妥当でしょう。睡眠時間と生活習慣病やうつ病との関係などからもいえることですが、必要な睡眠時間以上に長く睡眠をとったからといって、健康になるわけではありません。年をとると、睡眠時間が少し短くなることは自然であることと、日中の眠気で困らない程度の自然な睡眠が一番であるということを知っておくとよいでしょう。
という記載があります。
科学的根拠から抜粋しますと、
睡眠時間は生活様式によって影響を受ける。睡眠不足が続くと、より長い睡眠が必要になることが示されている。睡眠が不足すれば、日中の眠気が強くなり、種々の心身の問題が生じる。一方で、長く眠ることを意識しすぎると睡眠が浅くなり中途覚醒が増加する。生活習慣病と睡眠時間に関する研究から、極端に短い睡眠時間や長い睡眠時間である者と比べて、およそ7時間前後の睡眠時間が生活習慣病に至る危険性が少ないことが示唆されている。健康保持の観点からは、日中しっかり覚醒して過ごせるかどうかを睡眠充足の目安として、心身の不調や問題があるときには睡眠習慣について振り返ることが重要である。
という記載があります。
意識して生活習慣を整えることで、深い眠りの時間を増やすことが睡眠満足度を上げるのに効果的でしょう。日中に太陽を浴びて体内時計をリセットし、夜間にメラトニンが分泌されるようにすると睡眠に入りやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ「健康づくりのための睡眠指針2014」
詳細は、厚生労働省ホームページ をご覧ください。
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