国の睡眠指針 第3条…①
生活習慣病は誰の身にも起こる可能性がある病です。
厚生労働省によると、日本人の3分の2近くが生活習慣病により亡くなっています。健康でいるためには、生活習慣病予防はとても大切です。
「健康のための睡眠指針2014」
「睡眠12箇条」
第3条.良い睡眠は生活習慣病予防につながります。
- 睡眠不足や不眠は生活習慣病の危険を高める
- 睡眠時無呼吸は生活習慣病の原因になる
- 肥満は睡眠時無呼吸のもと
順番に
1.睡眠不足や不眠は生活習慣病の危険を高める
からおはなししましょう。
解説から抜粋しますと、
睡眠時間が不足している人や不眠がある人では、生活習慣病になる危険性が高いことがわかってきました。睡眠不足や不眠を解決することで、生活習慣病の発症を予防できるとされています。
という記載があります。
科学的根拠から抜粋しますと、
いくつかの縦断研究では、短い睡眠時間や不眠が、肥満、高血圧、耐糖能障害、循環器疾患、メタボリックシンドロームを発症する危険性を高めることが示されている。睡眠不足から種々の生活習慣病が発症する機序としては、睡眠の変調が、食事や運動などの他の生活習慣の乱れを惹起することや、レプチンやグレリンなどの食欲やエネルギーバランスに作用するホルモンが影響を及ぼすこと、あるいは、視床下部-下垂体-副腎系のホルモンを介することなどが想定される。また、睡眠障害と生活習慣病の両者に対して促進的に働く第三の因子が存在する可能性も考えられる。
という記載があります。
病は発症しないよう、予防が重要です。自分に合った、十分な睡眠をとるように心がけましょう。
出典:厚生労働省ホームページ「健康づくりのための睡眠指針2014」
詳細は、厚生労働省ホームページ をご覧ください。
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