ふとんは上か下か
夜がめっきり寒くなってくると、お問い合わせでよく聞かれるのが
「ふとんの上に毛布をかけるの?ふとんの下に入れるの?」
という質問。
「せっかく柔らかい肌触りなんだから毛布を下に入れて良いんですよ」
と答える人もいれば
「ふとんから暖かい空気を逃がさないように、毛布は上からかけてくださいね」
と答える人も…
あなたはどっち派でしょうか?
まあ、どっちでもいいんです。
ただし、羽毛などの保温力の高いふとんと一緒に使うなら、
- 軽い毛布を使う
- なるべく天然繊維の毛布を選ぶ
どうしても肌触りやデザイン性で化繊系の毛布が良いという場合は、
- ニューマイヤーと呼ばれる一枚もの
- 軽量のマイクロファイバーニット
などをお勧めします。
天然繊維の毛布(綿毛布、ウール毛布、カシミヤ、シルク、キャメルなど)はアクリルやポリエステルに比べると暖かくないような気がしますが、薄くても一度温まると保温力が持続します。(温まりにくいものは冷めにくい)
ふとんの中に入れても、吸湿力が強く蒸れにくいので快適。薄手なので体温をふとんに伝えてくれる。ふとんの上にかけても、軽いのでふとんの膨らみを邪魔しない。繊維の方向性が不均一なので滑りにくい。
…など、ふとんとの相性が良いんです。(上にかける場合は綿毛布などで十分です。)
厚い2枚あわせのアクリル毛布などはふとんとの相性が悪いということを覚えておいてください。これはこれで毛布自体が暖かい空気を溜め込みますから、毛布だけじゃ不安という場合、軽いエステル系の肌掛けなどと一緒に使えばよいと思います。吸湿性、ムレ感や重さはマイナスですが価格は安く上がります。
というわけで、
私はふとんの上から毛布をかける派ですが、いつか高級ホワイトカシミヤ毛布なんかを手に入れたら
…迷わず中に入れます。
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