
シルクフィルを使用したふとんをご紹介いたします。
シルクフィルは群馬県産繭を100%使用しています。
シルクフィルとは
市場には「シルク」と名のつくふとんはたくさんありますが、数千円から数万円するふとんまで様々です。安価な製品は中国製のシルクを使用していますが、中国製のシルクはその製造過程で、防腐剤として人体に悪影響のあるホルマリンを使用します。十万円前後のふとんでも中国産の繭を日本で手引きした真綿を使用しており、国産のシルクを使用したふとんはとても高価なものになってしまいます。
シルクフィルは従来の真綿ふとんのように何百回と手引きをする必要がないので、国産シルクでありながらリーズナブルな商品が出来上がりました。
シルク本来の持つ湿度調整機能・保湿性に加えて、包み込まれるようなフィット感に優れ、従来の真綿よりもかさ高性・圧縮回復性にも優れています。
シルクフィル製造工程
大量の繭(1,500~2,000粒)から繭糸を引き出し、繭糸を濡れた状態のまま巻き取り綛(かせ)を作ります。
乾燥させずに濡れた状態のまま巻き取るため、高速繰糸が可能になります。

大量の繭からの繰糸
繭糸はフィブロインという2本の糸からなっていて膠状のセリシンによってくっついていますが、このままではゴワゴワして硬いため、アルカリ溶液へ入れてセリシンを除去する「精練」を行います。
こうすることにより柔らかいフィブロインだけになります。

巻き取り
精練をした綛(かせ)を横方向に引き延ばしていき、棒状の綿にしていきます。
引き延ばすと約20~25㎝の綿状になります。

精練後の綛(かせ)
引き延ばした綿に人工的にクリンプ(ちぢれ)を付与し、フィブロインタンパクを架橋させ、形状記憶をさせます。
これにより、かさ高性がアップします。
最後にふとんの大きさに成形をして完成です。

引き延ばしたシルクフィル
シルクフィルと他のわたとの比較


シルクフィルは従来の真綿布団に比べ、かさ高性があり、圧縮回復性にも優れています。
(独立行政法人 農業生物資源研究所調べ)
群馬県富岡シルク使用シルク掛ふとん
- サイズ 100×210cm(シングル)
- 詰めもの
- シルクフィル100%
- (富岡シルク100%のわた)
- 表地 シルク100%
- 裏地 綿100%

ふわふわの絹の綿「シルクフィル」を使った贅沢なシルク掛け布団です。
シルクフィルを包む側生地にもこだわり、スーピマ綿の天竺ニット生地を使用しました。天竺は肌着などにも使用されている生地で、柔らかな肌触りと通気性に優れており、シルクフィルの特徴を最大限に引き出す素材です。
一度使用したら手放せなくなるこの感触を、ぜひお試しください。
ご紹介したシルクふとん以外にも、様々なご要望にお応えいたします。
特注サイズ、OEMの生産も承りますので、お気軽にお問い合わせください。
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