ゆっくりやすめる寝室の作り方

疲れてるのに眠れない。そんな経験ありませんか?

もしかしたら、原因は寝室にあるかもしれません。ゆっくり休むためには眠るための場所作りも大切です。ぐっすり眠るために押さえておきたいポイントは、光、音、室温・湿度の3つです。

睡眠前にパソコンやスマートフォンなど光の強いものを使用していませんか?ブルーライトの光は刺激が強く、脳が昼間だという錯覚を起こしてしまいます。眠るために重要なメラトニンの分泌が抑制されてしまうため、寝つきが悪くなる、眠りが浅くなるなどの睡眠障害が出てしまいます。睡眠準備として就寝2時間前からスマートフォンなどの使用はやめるのが理想です。寝る前は室内の照明を1時間前くらいから暗くしはじめ、眠る時は真っ暗にして眠るようにしましょう。睡眠中真っ暗になるのが不安な人、夜中にお手洗いに行きやすい人は目がはっきりと覚めない程度に薄暗くしましょう。

睡眠前、睡眠中に気になるのが騒音。40dp(デシベル)以上の音は睡眠の質を下げやすくなります。エアコンの動作音や話し声など、日中は気にならない意外なものですが眠る前は要注意。寝つきが悪くなってしまったり、寝ていて起きてしまうこともあります。外からの騒音、家庭内の騒音に対して簡単にできる対策は遮音カーテンをつけることです。静かな空間に響く生活音は、寝る前だと特に気になるもの。ご家族の方の協力も必要ですが、隙間を隠す遮音カーテンを使用することで少し静かになるかと思います。

室温・湿度

寝つきと、快眠に重要なのが室温と湿度になります。人は眠る時に深部体温を下げることで眠くなります。暑い夜が寝付きにくいのは、高い室温と湿度により、かいた汗が発散せず体温を下げにくくなってしまうために起こります。暑い日は寝室の窓を開けたり、扇風機やエアコンを使用して快適な空間にしましょう。理想的な温度は26℃以下、湿度は50~60%になります。気温が低くても湿度が高いと寝苦しくなってしまうため、無理せず除湿器やエアコンを使用するようにしましょう。これからの季節はだんだんと空気が乾きやすくなってきます。暖房を使用すると乾燥しやすくなりますので、加湿器を使うなどして湿度にも気を配るようにしましょう。

ご自宅の寝室、ちゃんと寝れる環境になっていましたか?ぐっすり眠れると次の日の目覚めもスッキリ。

心と身体の健康のために、質の良い睡眠をとれる環境を作りましょう。

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