赤ちゃんから気をつけたい、夏の日差し対策

昔は赤ちゃんの成長のために日光浴をさせましょうと教えられていましたが、研究によって、紫外線が肌に及ぼす影響から、母子手帳には外気浴を推奨する文章に書き換えられています。

外気浴とは、赤ちゃんが外の空気を浴びて、外気に慣れることです。赤ちゃんは抵抗力がなく、皮膚も薄いため、まずは外の空気に慣れることからはじめましょう。直接風や日差しが当たらない時間帯に行うのがポイントです。

大人でも気になる紫外線。

実は子供の頃に浴びた紫外線がダメージとなって蓄積し、10年以上経ってからシミやシワ、皮膚がんなどの原因になりえることが判明したそうです。

また、紫外線は肌だけでなく目にも悪影響を及ぼします。子どもの頃、太陽を直接見てはいけないと注意されたことはありませんか。紫外線が目の奥に入り込み、水晶体を構成する組織が酸化してしまうと、白内障を引き起こしてしまう可能性も。水晶体は一度濁ってしまうと元に戻すことができません。帽子をかぶったり、日傘をさしたり、サングラスをかけるなどして対策をしましょう。

赤ちゃんの月齢の小さいうちは外気浴で慣らし、お買い物やお散歩に出かけるようになったら赤ちゃん用の日焼け止めを使うと安心ですね。日中の日差しが強い時間帯はさけるようにして、朝や夕方など比較的涼しく日差しの落ち着いた時間帯がオススメです。

日焼けをしてしまい肌が赤くなってしまった時には、濡れたタオルで肌を冷やしてあげましょう。抗炎症作用のあるローションやワセリンなど赤ちゃんに使える低刺激のもので保湿ケアも大切です。大人より皮膚の薄い赤ちゃんは、ちょっとの外出でも日焼けして皮膚が炎症を起こしてしまうこともあります。痛がって泣いていたり、赤みが強くほてって治まらない病院を受診するようにしましょう。

たかが日焼けと侮ってはいけません。日焼けはやけどの一種です。また、脱水や熱中症の危険性もあるため水分補給も忘れずに。

新しい刺激を受けて、色々なことを学び、吸収した赤ちゃんはお昼寝もぐっすりしてくれることでしょう。家事や育児に疲れているときは一緒にお昼寝をするのも良いですね。

お昼寝をする時は、エアコンや扇風機を使用して、熱中症にならないよう室温と湿度を快適に保ちましょう。

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