二十四節気「小暑」

7月7日は二十四節気「小暑(しょうしょ)」です。

暑さがどんどん強くなっていくという意味があり、暑中見舞いを出すのもこの時期からです。梅雨が終わり、いよいよ強い日差しと共に夏本番です。7月7日のイベントといえば「七夕」ですね。「たなばた」または「しちせき」とも読み、江戸時代に重要な年中行事とされていた「五節句」の一つです。今でも年中行事として有名ですね。

七夕の起源は諸説あるのですが、

  • 日本の神事であった「棚機(たなばた)」
  • おりひめとひこぼしの伝説
  • 中国から伝来した「きこうでん」

が合わさったものと言われています。

平安時代、七夕は宮中行事として行われていました。サトイモの葉にたまった夜露を「天の川のしずく」と考えて、それで墨を溶かし梶の葉に和歌を書いて願いことをしていたそうです。

江戸時代時になり庶民の間に五節句の一つとして広まり、人々は野菜や果物などをそなえて、詩歌や習い事の上達を願いました。梶の葉から五色の短冊に変わり、願い事を笹の葉につるし、星に祈る現代のものと近いお祭りになりました。

夕立ちも降り始める季節です。

おりひめとひこぼしが出会えるよう、晴れた夜になるといいですね。

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